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2010年8月28日 (土)

怖かった話その1

去年の冬

M町に一泊でスキーに行きました。

平日ということもあり

館内はかなり空いていました。

ホテルの従業員さんはみんな礼儀正しくて

すぐにそのホテルのファンになりました。

通された部屋は増築を重ねたせいか

くねくねと奥にすすみ

一番角の非常口の隣の部屋でした。

廊下を挟んでドアの前には

大きな窓がありました。

中に通されると贅沢すぎるほど広い部屋で

畳も新しく薫り、快適な空間でした。

夕食も済ませ露天も楽しみ

疲れていた私たち家族は

早めの床につきました。

ぬくぬくの暖房で気持ちよく目覚めた私たちは

朝食会場へ向かおうと

部屋を出たときに

あっ!やっぱりあった・・・

と主人が小さな声で言いました。

大きな窓の脇に長細いお札が貼ってありました。

お札を見つめて動かない主人の手を引いて

早く早くと子供がはしゃぎその場を後にしました。

帰りの車の中で

「俺さ、夜中に強く足を引っ張られたんだよね

あまり強い引き方なんでママがふざけてるんかと思ったんだよ

布団からでてドアの方にググーと引っ張られたんだ」

昨夜は私は窓際に主人はドア側に寝ていました。

何か怖い姿を見てはいないのですが

足を摑まれた感触がはなれず

嫌な感覚は今も残っているそうです。

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